Entries from 2021-08-29 to 1 day

君のことを忘れてはいけない。 三日月が雫を落とすとき、銀色のそよ風が吹いて僕と君の隙間を通り抜ける。ひどく強い、決定的な豪雨が降りそうな、そんな曇った夜空だけが一年も二年も続いている。 白と金色の光の粒がちらちら泳いでは宵闇に消えて、静寂、…