2019-12-14 ドライアイスの詩 ねぇ私たち、始めようよ 始めたらきっと終わりだから 頭の芯まで蜜に浸して 耳を劈く振動と 冷たいほどに熱い肌の隙間 森を駆け抜ける 轟音が鳴り止んだら 無彩色の世界を持て余す 絶望を生きよう、さようなら