Entries from 2019-06-21 to 1 day

記憶

夏 という字を見る度、思い出す。 眩暈のする日差し、わたがしのような入道雲、ひぐらしの鳴き声は東京では全然聞こえない、ガリガリ君の棒の木の味、校庭の砂埃、冷えすぎた教室、君の額の汗、生ぬるい夕暮れの風、花火に行こうと約束する時の高揚感、咲い…