Entries from 2019-11-19 to 1 day

黒猫の詩

夜。 ゴールとかいうものを目指して一方向に行進する群れを抜け出して闇に向かって歩き出せば、首に冷たい風さえ今は嬉しい。向こうから電車が流れてくる、流れてゆく、オレンジ色の光の中に箱詰めされた人々、流れてゆく。夜を走る電車が好きだ、何にもない…