Entries from 2020-06-16 to 1 day

シロツメクサ

道端の雑草でも、私は全然良かったんだ。 咲いた白い小さな花を、摘んだ夜の冷たい風、今でも時々思い出す。 街には星が散らばっていて、おあずけされてた幸福は、私を芯から震わせた。 小さな午後、小さな公園、風が吹き抜け葉がこすれ。 制服の袖を通るそ…